大腸内視鏡検査を受けてきた。
先日、初めて大腸内視鏡検査を受けてきました。
きっかけは、昨年の人間ドックで血便が検出されたためです。
僕は、もともとお尻が切れやすい(恥)ので、さほど気にしていませんでした。
しかし、年末に消化器内科にお世話になることがあり、血便のことを話したら、
「念のため受けたら?年齢的には大丈夫だと思うけど。」
と言われました。
又、年末にも検便をして、残念ながら血便が検出されたのも後押ししました。
(ちなみに、年末もお尻が切れていましたが…)
さて、せっかくの体験ですので、検査の様子をブログにすることにしました。
先に申し上げておくと、検査結果は良好で、特に治療の必要はありませんでした。
なお、検査結果に重大な問題がある場合は、大腸癌や腸管に関する自己免疫疾患と診断されること多いです。
ポリープがは、よくある症状の一つで、大きくなければ検査中に切除してくれます。
本ブログの記事としては以下の通りです。
大腸内視鏡検査の前日まで
検査2日前までは、特に制限はありません。
海藻類やゴマなど、繊維が多く、お腹に残るようなものは控えてほしい、と言われましたが、”絶対”ではないようです。
検査前日は、食事に制限がつきます。
病院で購入した検査食を20:00まで食べる以外、他の物を食べてはいけません。
20:00以降は食べること自体が禁止です。
ちなみに、僕が病院で購入したのは、検査食はこちらのセットです。
キューピーグループが製造販売しているもので、決してマズくはないです。
ただ、量は少なく、お腹が空いてしまうことはありました。
飲み物は、20:00まで制限がありませんでした(お酒もOKとのこと)。
そこで、僕は空腹を紛らわすため、普段は飲まないカフェモカでしのぎました。
20:00以降は、飲み物も制限がつき、お茶か水だけしか飲んではいけません。
そして、21:00に下剤(プルゼニド12mg,4錠)を服用し、いつも通り就寝しました。
大腸内視鏡検査の当日
検査前
下剤を服用しても、夜中に便意で目覚めることはなく、いつも通り目覚めました。
ただ、目覚めた時は、お腹に違和感を感じました。
目覚めてから病院にいくまでは、2回トイレにいき、それ以外はダラダラと過ごしました。
当日は、朝食もダメなので、なんとなく手持ち無沙汰です。
そうこうしているうちに、予約時間である朝10:00が近づいていきました。
病院から、
「1.5L分の水またはお茶を購入してくるように」
との指示があったので、水1.5Lを購入し、時間通りに病院に行きました。
そして、受付を済ましたのち、看護師さんからの説明を受ました。
まずは、経口腸管洗浄剤(モビプレップ)を飲むことを指示されました。
その量、何と1時間で1Lです!
その後、30分で水を0.5Lのみ、さらにモビプレップを0.5L服用し、それを2ターン行いました。
最終的に、便が透明になれば良いそうです。
(便というか、もはや水という感じでした。)
ちなみに僕は、4時間で12回トイレに行きました。
検査実施
さて、いざ検査です。
ポンチョとお尻に穴の空いたハーフパンツに着替え、ベッドへ。
横向きに寝かされ、お尻を先生に突き出す形になり、軽めの麻酔を打たれました。
そして、やや意識が朦朧としてきて、いざお尻に挿入です。
最初はなんともなかったのですが、私の大腸の構造とむくみで、やや難航しました。
「お尻の力を抜いて」と言われましたが、やり方がわからず、検査時間は15分におよびました。
15分は、一般的には長いようで、先生にも看護師さんにも謝られてしまいました。
検査直後
僕は検査後、麻酔のフラつきは全くありませんでした。
その代わり、検査時に腸を膨らますために入れたガスが、うまく抜けず、お腹が痛くなりました。
ただ、この腹痛もオナラを何度かしたら、回復しました。
それ以外は、特に不調はありませんでした。
大腸内視鏡検査の後
帰宅時は、体の不調はありませんでしたが、何とも言えない気持ちで帰宅しました。
ちなみに、帰宅したのは16:00で、合計6時間におよぶ検査でした。
大腸内視鏡検査のあとは、当日の刺激物を避ける以外は、食制限はありません。
ただ、ポリープ切除を行うと3日間は入浴禁止(シャワー可)、7日間は飲酒や運動は禁止などの制限があるようです。
検査料について、僕は生検(細胞を採取)を実施したので、10,600円(3割負担)でした。
特になんの処置もなければ、6,000円くらいで済むそうです。
以上、初めての大腸内視鏡検査でした。