健康を硬派に考える(仮)

薬剤師免許・医学博士号をもち、製薬会社への勤務経験もあるアサカワイッペイが健康に対して、真剣に考えるブログ

鼻うがいについて -うがい vs 鼻うがい -

 

前記事で「うがい」について、予防的・治療的な意味を書きました。

僕は、個人的に「うがい」よりも「鼻うがい」を推したいと思っています。

 

鼻うがい

「鼻うがい」自体を知らない方もいると思います。

医学用語では「鼻洗浄」とも言われる方法で、昔から行われていた様です。

 

鼻うがいと僕

僕自身は、毎日、鼻うがいを実践しています。

以前にも書きましたが、僕は喘息を持っていたため、子供の頃から喉が弱く、大人になってからも季節の変わり目では、必ずといっていいほど風邪をひいていました。

しかし、鼻うがいを始めてからは、明らかに以前より風邪をひかなくなり、風邪をひいた後も治りが早く感じています。

 

鼻うがいが良い理由

鼻の奥は、細菌や花粉等が溜まりやすい空洞(副鼻腔)などがあります。

一方で、入ってきた異物は、体の仕組みとして排除されるようにできています。

 

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日本新薬HPより

しかし、体が疲れていたり、鼻粘膜が傷み、異物の排除機能が正常に働かない状態だったら、どうでしょう?

又、処理しきれないほどの異物(例えば花粉)が入ってきたらどうでしょう?

結果として、鼻の奥で炎症反応が起こり、風邪や副鼻腔炎の発症、花粉症症状の悪化につながります。

 

そこで、「鼻うがい」の登場です。

鼻うがいは、物理的に液体を流し込み、異物を洗い流します。

仮に、鼻腔内で炎症が起きていれば、炎症物質も洗い流すことができます(こちら)。

 

鼻うがいの方法

鼻うがいの話を友人にすると、まず「痛そう」という反応が返ってきます。

たしかに、水だと(浸透圧の違いがあるため)痛いです。

なので、以前は自分で「鼻うがい」のための食塩水を作っていました。

自分で食塩水を作って、うまく濃度調整ができないときは、やっぱり痛いです…

 

しかし、今は、小林製薬さんの「ハナノア 」を使用しています。

買ってきて、ただ使用すれば良いだけなので、とても楽です。

 

    

 

鼻うがいの頻度としては、1日1回です。

使い勝手は、シャワータイプ「ハナノアb」の方が簡単です。

しかし、僕はストレートタイプの「ハナノアa」の方が、奥まで洗える気がするので「ハナノアa」を使用しています。

小林製薬さんがyoutubeで使用方法の動画をアップしていたので、共有します。

 

●ハナノアa

youtu.be


 

●ハナノアb

youtu.be

 

風邪をひきやすい人、花粉症がひどい人は、ぜひ使ってみてください。

ちなみに、洗浄液のみでも購入できます。

 

    

 

追記

正月に帰省した際、弟が風邪をひいていたので、ハナノアをおすすめしました。

彼は元旦早々に、ドラッグストアに行き、1日3回、鼻うがいをしました。

その結果、2週間以上長引いてた喉と鼻の不快感が、僕が東京に戻る1月3日までに回復したようです。

 

ちなみに弟が購入してきたのは、ハナノアbでした。

僕はハナノアaしか使用したことなかったので、試しましたが、ハナノアbの方が咽せることなく、使いやすいですね。

 

 

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