医薬部外品とは…
これまで医薬品について書いてきました。
しかし、個人的には医薬品に頼らない方が良いと思っています。
それはなぜか?
理由は、単に「病気になったら苦しいから」です。
やはり医薬品を飲む状態は、基本的に体調が悪くて、苦しい/不快だと思います。
(ただし第3類医薬品ではサプリ的に飲むものもあります。)
そこで、医薬品に使う前に、手が伸びるカテゴリー
についてザックリご紹介します。
(詳細はこちら)
医薬部外品とは…
以下、筆者が一部わかりやすく解釈して記載しています。
前提条件
まずは前提条件として、
- 作用が緩和
- 医薬品でない
というものがあります。
曖昧ですね。
”医薬品ではない”は、入っている成分とその投与量によって決まると思ってください。
用途で分類
やはりユーザーとしては用途で分けるのが1番わかりやすいと思います。
用途で分けると、以下のものです。
- 脱毛の防止・育毛・除毛
- 染毛剤,パーマネント・ウェーブ用剤
- 口臭,体臭の防止(薬用はみがき類,浴用剤など)
- いびき防止薬
- 鼻づまりの改善(外用剤に限る)
- のどの不快感改善(含嗽薬,口腔咽頭薬など)
- 消化管の状態を改善(健胃清涼剤,健胃薬,瀉下薬,整腸薬など)
- 肌の状態の改善(あせも/うおのめ/あれ/しもやけ/あかぎれ等)
- 滋養強壮・栄養補給が目的なもの(ビタミン剤/カルシウム剤など)
- コンタクトレンズ装着薬/消毒薬
- 殺菌消毒薬(ケガなどに使用)
- 生理処理用品,清浄綿
- 生薬を主な有効成分とするもの
その他に、駆虫薬なども含まれますが、このブログはヒトの健康に焦点を当てているので割愛します。
成分で分類
製薬会社的な発想だと、医薬部外品の
”有効成分は一体なんなの?”
という発想で見てしまいます。
医薬部外品の場合は、(法的には)有効成分の表示義務はありません。
しかし、日本化粧品工業連合会で有効成分を自主的に表示する活動をしています。
その有効成分リストがこちら。
医薬部外品のラベルには、この中の有効成分(または略語)の記載があるはずです。
まとめ
要は、医薬部外品は、
”緩やかな作用で、心身を清潔に保ち、病気になりきる前に対処しましょう”
ということだと思います。
最初に書いた通り、病気で苦しい思いをするのは悲しいことです。
予防的に対処し、生活の質を高めることは、とても重要なことだと思います。