体が弱かった僕は…
「はじめに!」で、僕自身が体が弱かったことを書きました。
具体的に、どのように弱かったかというと、主には小児喘息です。
子供の頃は、月に1回以上は発作を起こしていました。
夜中に両親の車で救急外来に連れて行かれることもありました。
小児喘息のことは、いずれ詳しく書きますが、発作は本当に苦しいです。
気道が狭くなって、ピィーピィーと喉がなります。
あれは、喉に何かが詰まっているわけではないんです。
喉の筋肉(平滑筋)に力が入ってしまい、気道が狭くなっているのです。
ちなみに、喉の筋肉(平滑筋)は意識的にコントロールすることはできません。
こんな僕でしたが、大人になった今は、同世代に比べても健康な方だと思います。
喘息と併発するといわれるアレルギー性鼻炎すら、かなり症状が軽いです。
しかし、子供の頃の体験は強烈なものです。
僕は喘息だったからこそ、医療や医薬品の道に進んだのです。
思い入れも、相当強いです。
そして、これまで得た知識を少しでもシェアし、多くの人の健康に貢献できたら良いと思っています。